「GIS普及活動が国際賞に」〜SAG賞が認めた技術力〜

世界最大のGISソフトウェア企業・米国Esri社が主催する「Esri User Conference 2025」にて、当社は「Special Achievement in GIS Award(SAG賞)」を受賞しました。SAG賞は、世界約68万以上のユーザー組織の中から、社会の変革に貢献した優れたGIS活用事例に贈られる国際的な栄誉です。今回、当社は全社的なGIS技術の活用体制や、技術力強化を目的とした継続的な取り組みが高く評価されました。日本の建設コンサルタント業界で初となる受賞は、当社の技術革新と社会貢献の証であり、今後の業界発展にも大きな期待が寄せられています。

SAG賞とは

SAG賞(Special Achievement in GIS Award)は、米国Esri社が主催する世界最大級のGIS(地理情報システム)関連イベント「Esri User Conference」で毎年表彰される国際的な賞です。世界中の約68万以上のユーザー組織の中から、社会や業界に新たな価値をもたらした優れたGIS活用事例を持つ約200組織が選ばれます。受賞対象となるのは、技術革新や社会貢献、継続的な運用体制、そしてGISを活用した新しい前例を築いた組織です。日本では毎年1社程度が選ばれ、建設コンサルタント業界や自治体、研究機関など幅広い分野から受賞例があります。SAG賞は、GIS分野における歴史と権威を持ち、受賞は国際的な評価につながるだけでなく、組織の技術力や取り組みの信頼性向上にも寄与します。GIS活用の推進や普及、組織的な努力が認められることが、SAG賞受賞の大きな意義です。

受賞の要因

当社がSAG賞を受賞できた要因は、以下の4つの評価ポイントに集約されます。
①革新性・社会の変革への貢献:当社は建設コンサルタントとして、複数の分野や部署が相互に連携し、地域における計画策定や設計業務にGIS技術を活用することで、業務効率や品質向上を実現し、地域社会の課題解決に貢献してきました。
②普及における先進性:GISを「Office製品のように誰もが使えるべきツール」と位置づけ、早期から技術普及活動を推進。全社でデータ共有・連携が可能なGISプラットフォーム「DoconGIS」を整備し、GISを専門ツールから共通基盤へと進化させました。
③現場のGIS業務を支える継続的な取り組み:社内勉強会や情報発信による人材育成、技術サポート体制の確立など、普及啓発活動を長期間にわたり継続し、GIS活用を社内文化として根付かせてきました。
④GIS・BIM/CIM連携における先進性:早くからGISとBIM/CIMの技術連携方法を検証し、受注業務での活用を進めることで、業界の新たな技術的前例を築いています。これらの総合的な取り組みが、国際的な評価につながりました。

GIS活用の新たなステージへ

当社はSAG賞受賞を契機に、今後もGIS技術の活用と組織的な取り組みをさらに発展させていく方針です。まず、全社的なGIS活用体制を基盤として、地域社会の課題解決や業務効率化に貢献できる新たなサービスやソリューションの開発を目指します。また、社内プラットフォーム「DoconGIS」の機能拡充やデータ連携の強化を進め、より多くの社員がGISを日常業務で活用できる環境づくりに取り組みます。人材育成面では、勉強会や情報発信を継続し、若手技術者や学生へのアピールも強化します。さらに、BIM/CIMとの連携を深化させ、先端技術を活用した新しい業務モデルの構築にも挑戦します。これらの取り組みを通じて、当社はGIS分野におけるリーディングカンパニーとして、社会により大きな価値を提供していくことを目指します。